無料で SSL 化する手段として Let’s Encrypt がよく使われていますが、
実は 2020 年にもう一つ新たな無料の SSL サーバ証明書が生まれていました。
ZeroSSL です。

2020年5月に誕生したばかりの新しい証明書ですが、あえて紹介を延ばしていました。
というのも当初は Web サイトからの発行・更新しかできず、
Web から無料で使用できるのは 90 日サーバ証明書が 3 ドメインまでとなっているためです。
しかも 60~90 日経過する毎に再発行が必要……これはさすがに面倒です。

それが最近解決したんですね。

ACME を用いた自動発行の環境が整いはじめたのです。

しかも ACME を用いて 90 日の証明書を自動発行する場合、無制限で無償発行できます。
Web サイトから発行するような発行数の制限がないのです。

Let’s Encrypt で主に採用されている Certbot の ZeroSSL 対応版。
これを ZeroSSL が公式で公開しています。更に……

Web サーバ Caddy が最近 Caddy 2.2 となり、ZeroSSL に完全対応しました!
Caddyfile の tls を若干変更して ZeroSSL の発行に切り替える事ができます。

ZeroSSL を使用したサンプルサイト

早速テストしてみました。維持していますので、実際に参照して確認できます。

🔒 zerossl.info.gf

info.gf ドメインは freedns.afraid.org で提供されていて、
個人所有のドメインという事もあり、Let’s Encrypt のレート制限が緩和されていません。
そのため、Let’s Encrypt だと証明書が発行できなくなる可能性がありました。
ZeroSSL を使用する事で、このレート制限を気にせず使用できるようになりました。
これにより無料で SSL 化が可能な対象が多く増えた事になります。
Web 上で公開される Web サイト等であれば、
無償の SSL 発行を問題なく行える状況になったのではないでしょうか?

ZeroSSL の日本語解説はこちらにまとめてあります。